1971-05-18 第65回国会 衆議院 地方行政委員会消防に関する小委員会 第3号
○門司小委員 時間も来ましたが、これだけは念を押しておきたいと思うのですが、消防施設が不十分であるということはだれも知っておる。みな認めておる。それを十分によくしようとするなら、やはり財源の問題が非常に大きな問題だ。 だから、ひとつ委員長に頼んでおきたいと思うのだが、この次の委員会には大蔵省にぜひ来てもらいたい。
○門司小委員 時間も来ましたが、これだけは念を押しておきたいと思うのですが、消防施設が不十分であるということはだれも知っておる。みな認めておる。それを十分によくしようとするなら、やはり財源の問題が非常に大きな問題だ。 だから、ひとつ委員長に頼んでおきたいと思うのだが、この次の委員会には大蔵省にぜひ来てもらいたい。
○門司小委員 私は、指導するというよりも、山林火災についてはもう少し積極的な姿勢を持ってもらいたい。ことに最近における山林は、終戦後から見れば、幾らか山の形をしていて——山の形というのは、私は木のはえていることを言うのでありますが、山林として価値のあるような形になりつつあります。でありますから、いまのうちに早く予防対策を立てておく必要がありはしないかということです。
○門司小委員 一、二お聞きしておきたいと思いますが、一つは林野庁に聞いておきたいのですが、山火事は防止しようとするとなかなかむずかしい作業であることは、われわれもよく知っております。一番予防策としては、防火帯をどうするかということであります。いわゆる山の尾根に防火帯をまず一応ずっととるということは、昔からそういうことになっておる。
○門司小委員 認定せよと言うんじゃないですよ。そういうことについて直接焼けた人、罹災者について関係がある。あなたのほうで、ある程度調査する機関で調査をするということが——こういう問題を解決するのに何でもかんでも裁判所に持っていかなければわからないんだといったところで、裁判所はどこに聞くかということだ。
○門司小委員 ごく簡単に聞いておきたいと思います。 例の震災の問題だが、震災はだんだん遠くなって、関東大震災の経験のある人は、ちょうどあれから四十六年目だから、四十六の人が生まれた年なんで、実際は非常に経験者が少ない。そして、その当時衝に当たった人というのはごくわずかです。たとえば警察の当局におったとか、市役所の当局におったというのはきわめてわずかです。
○門司小委員 いま私新潟の例を言いましたが、御承知のように、昭和四十一年に地震保険というのができている。そしてその保険の内容というのは、対象は結局建物ということになっております。だから家屋も含んでいる。これは実際は総額で五百万円を限度として保険をつけておる。そして全焼にだけこの保険契約の三分の一を支払うというような定款なんです。全焼だけですよ。半焼や少しぐらい焦げたのは払わぬという。
○門司小委員 実際、いま何かはっきりしない、いまの法律でやれるのだというお話ですけれども、神戸の満月城などの問題は、あれは行政上の一つの瑕疵とみなされるというふうに、逆に消防庁は告発されますよ。だれかがやればやれますよ。明らかに瑕疵です。だから、その辺はもう、こういうことのないようにひとつ厳重にやってもらう。これは考え方によっては行政上の一つの瑕疵ですよ。
○門司小委員 どうもそういう答弁じゃ、実際ちょっと困るんだ。早くやめようと思ってもやめられぬですよ。この辺のことは、言うことはわかる、だれでもわかっている、ヘリコプターの着陸あるいは離陸の場所の要ることは、だれもわからぬ人はないと思う。それから、病院に収容し切れないということも、これは制度と設備の問題で解決すると思うのですよ。
○門司小委員 それでは最初に、これは総括して——長老が五分間でとこう言いますから、五分間に節約をして聞いていきますが、この次の機会に消防法の改正を出す意思はございますか。いままでの質疑応答を聞いておりますと、かなり法の改正が必要と考えられるが、用意がありますか。
○門司小委員 費用の問題だと言いますが、何も電気料といったって地元に払わせればいいのであって、その辺は条件で、地元との話し合いの上で幾らでもできると思う。費用がないから、将来払えないからということは、地元がつけるからにはわれわれはそう大きな負担にはならぬと思うのです。
○門司小委員 それから、もう一つちょっと聞いておきたいが、この中の第五に、歩行者の保護徹底、こう書いてある条項がございますが、これは六・五メートルの問題、ラッシュアワーの問題が書かれておるようでありますが、実際警察のというか、道路についての歩行者の安全措置というものは、現地で私どもが見てみると、ガードレールなどの設置の方法にかなり大きな誤りがあるのではないかということが見受けられるのです。
○門司小委員 これは私の意見だけ申し上げておきたいと思いますが、実は私のほうの党でこしらえたものを皆さんのほうに一部ずつお上げしてあると思いますが、これについては各省で検討していただければけっこうだと思います。 それからもう一つ、事故と道路の関係、道路の利用率というようなことで御答弁が願えれば幸いだと思いますが、たとえばいま神戸と名古屋間にハイウエーができておるわけであります。
○門司小委員 時間もちょうど小委員長の宣告の時間になりましたので大体やめますが、この中で非常に重要な資料だとして私いま見ておりますのは、一番最後につけてあります「交通安全施設の整備による交通事故減少率」と書いてあるのがございます。
○門司小委員 これは実態を調べてもらえばすぐわかることだし、それから全然そういうものについて考え方がないわけではないのです。
○門司小委員 それからもう一つ、これはさっきどなたかの説明にあったように、労務管理の問題で、歩合制と本給制の問題が出てきておったわけでありますけれども、こういう問題についても、こまかいことではあるが、一つの会社にいま実施されているものでこういうシステムのものがあるのです。
○門司小委員 だれに聞いたらいいかわからぬが、交通事故の問題で、大体交通事故をずっと調べてみますと、運転手というのはくせがあるんだな。追突をする人はたびたび追突をやっておる。どっちかのサイドに当てる人は必ずどっちかのサイドに当てている。そういう習性があるのですよ。そういう個人の習性、そういうものが十分見きわめられて、これを是正していく方法がないのかということだな。
○門司小委員 初めに、資料等を出していただきたいと思いますが、私は、あらかじめこの委員会でわれわれが考えなければならないことは、交通行政に対するいまの状態でよろしいかどうかという基本的な問題です。ばらばらな形で、この資料を見ても、何が何だか一向わからない。一体どうしていいのか見当がつかない。どこで締めくくりをしていいのか、どうすれば交通事故がなくなるかというようなことが、ちっともわかっておらぬ。
○門司小委員 さっきの小委員長の報告の一番最後の深夜映画については、主として青少年を対象とした報告のようであったが、警察当局から見た、おとなに対する影響はどの辺まであるのか、その調査はできていますか。
いまの門司小委員の御質問も、おそらくどういう映画をやっておるかということをお聞きしたいと思うのですが……。
○門司小委員 私が聞いておりますのは、合理化とよく言われますが、問題は非常に大事なことでありまして、交通機関に対する人間が、極度に——極度にということばは行き過ぎでありますが、ある程度減ってまいりますと、一般の利用者にきわめて大きな迷惑、事故を起こす原因なんでありまして、当面それが公営企業として成り立つような形を示しましても、社会的には非常な大きな損失を来たすということは、しばしば例のないことではございません
○門司小委員 時間がございませんし、先ほど参りまして、皆さんのお話をよく承っておりませんのですが、せっかく答申されたことではありますけれども、何か当面の問題であって、基本的な対策には触れないんだというお話でございますので、きょうは私はあまり聞くことはないと思うのです。
○門司小委員 これは大阪でも東京でもよろしゅうございますが、水道の実態を私どもが知っている範囲、見ている範囲では、大体水は取水されて、そうして浄化されて流れてくる間と、それから貯水池にたまって、配水池にたまってそれから各家庭に来るまでの間との水は非常に大きな開きを持っているわけであります。いわゆる漏水がかなりあると思います。
○門司小委員 持っていくべきだということは一応わかりますが、そうすると、いろいろまた社会現象の上で、従来の考え方の中から、いわゆる日本人の一つの観念といたしまして、たくさん使うところはそれだけ手間が省けるからというようないろいろな面でこういう政策料金が日本には非常に多いのであります。
○門司小委員 時間もおそくなっておりますが、幸いこの機会だからお聞きをいたしておきますが、料金の問題でひとつお聞きをしておきたいと思いますことは、料金を政策料金にするのかあるいは実質弁償方式をとるのかということ、この問題がきわめて大きな問題に私はなろうかと思います。これは一体どちらをとったほうがよろしいとお考えですか。いまの水道料金の場合にはこういう二つの型があると思う。
○門司小委員 ちょっと最後に一つだけ聞いておきたい。 路上に放置した自動車が非常に多くて困っておる、こういうことなんですが、これはほかに取り締まりの方法があるのではないか。道路の使用関係はどうなっておるのか。結局無断使用なんだろう、どうしてあれを取り締まれないか。
○門司小委員 道路交通法では、自動車の取り締まりができない、しかし道路管理者は、道路の占用として取り締まることができるはずです。できなければどうかしている。
○門司小委員 道路構造については、あとからよく私は相談をする余地がかなりたくさんあると思う。歩道と車道との関係等の幅の問題がありますが、もう一つ聞いておきたいことは、道路構造の問題もありますし、地下埋設物の問題もあります。従って、それを始終掘り返していくという問題にも関連してくる。そういう問題等に対して——事故が起きるのは国道だけではありませんよ。
○門司小委員 そうすると、一体どういう構造が一番事故が少ないかということは、大体わかると思うのです。ところが京浜間の道路を見てごらんなさい、たとえば第二国道は両方に電柱がない。第一国道は地下に埋設物がない。今から考えれば地下埋設物を入れておけばよかったと考えられるのだが、あの国道にはそれがないのが特徴なのです。第二国道は、電話及び電灯線を全部はずしておるという特徴を持っておる。
○門司小委員 ちょっとこの機会に聞いておきたいのだが、皆さん事務当局の方がお集まりだから、一つ政治的な答弁でなくて——えらい人はみんな政治的の答弁をするけれども、率直に言ってもらいたい。交通問題を論議する場合に、一番中心になってこの問題を処置をしなければならぬ問題の一つとして、私は都市計画があると思うのです。おのおのの都市が道路の計画を持っており、みんな都市計画の問題を持っておる。
○坂東委員長 ただいま門司小委員長から報告がありまたが、これを委員会は認めまして、國政調査事項の一として正式にこれを議長に報告し、また総理大臣及び関係方面にこれを参考事項として送他することにして異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕